こんにちは!当ブログ「りちゃ ブログ」にご訪問いただき、ありがとうございます。里茶(LISA)です。
管理職やリーダーになると、誰もが一度はぶつかる壁があります。
それは、「部下に嫌われたくない」「みんなから『いい人・いい上司』と思われたい」という呪縛です。
私だって人間ですから、「好かれたい」というのが本音です(笑)。
でも、管理職として「動物園」のような個性豊かなチームを率いるようになって丸2年。私がたどり着いたのは、仲良しこよしの「いい人」になることではなく、「いい意味で怖がられる距離感」を保つことでした。
今日は、私がプレイヤーから管理職へとステップアップする中で見つけた、チームと真剣に向き合うためのマイルールについてお話しします。
Contents
1. 「いい意味で怖がられる」の正体とは?
私が思う「いい意味で怖がられる」というのは、いつも不機嫌で怒鳴り散らしているような状態のことではありません。
小手先の誤魔化しが利かない相手になる
怖がられる状態の正体、それは「この人(里茶)には小手先の誤魔化しは効かない。誠実にちゃんと対応しないといけない」とメンバーに思ってもらえている状態のことです。
この距離感ができると、チームにすごくいい変化が起きます。
ミスをした時に、みんなが変な言い訳をしなくなるんです。「あ、やってしまいました!」と自分のミスをスッと素直に受け入れ、認めるようになる。これが問題解決の最短ルートになります。
「事実」で注意し、時には「感情」も使う
部下を指導する時、私には絶対のルールがあります。
それは、「感情で注意することはほぼしない。事実ベースで端的に話す」ということです。
ただ、相手も人間なので、時には「感情に響かせること」も大事だと考えています。
例えば、「今回はすごく残念だった」「悲しかった」と、自分の感情をストレートに伝える手法です。
信頼関係があるからこそ、「里茶さんをガッカリさせてしまった」という相手への感情に刺さるダメージが大きくなり、ただミスに落ち込むよりも「次は絶対に改善しよう!」と前向きに気持ちが向きやすくなります。逆に、信頼関係が薄い状態でこれをやってしまうと、ただ部下の心が離れていくだけなので、あまりお勧めしません。
だからこそ、この人と仕事したいと思ってもらえる存在でいることが大事です。
2. 私が見るべきは誰?「いい人」のバランス感覚
「いい人」になろうとすると、全方位にいい顔をしてしまいがちです。でも、リーダーには「誰に対していい人でいるべきか?」という明確な線引きが必要です。
対メンバー:提出物の遅れから教える「信頼」の話
例えば、メンバーの提出物が遅れた時。
仕事が忙しくて遅れてしまうこと自体は、仕方がない面もあります。でも私が厳しく指導するのは、「遅れることを事前に報告できないこと」に対してです。
その仕事の重要度が高いか低いかは関係ありません。「報告ができないということは、自分の信頼を自分で失いにいっていることなんだよ」ということに気づいてもらうため、徹底的に会話をします。
相手(仕事の依頼主)のことを考えて動けるかどうか。これは私がプレイヤー時代に評価されてきた部分でもあるので、「上の人の目線」を惜しみなくメンバーに伝えています。
対営業:無茶振りは丸抱えしない!絶対的な「全体最適」
他部署に対しても、明確な線引きがあります。
ある時、営業のミスで緊急対応が発生したことがありました。言われた依頼をそのまま受ければ、できなくはない。でも、私がそれを受けてしまえば、現場のメンバーやセンターがめちゃくちゃしんどい思いをする状況でした。
その時、私は営業に対して「ここまではうちでやるけど、ここから先は営業で対応してほしい」とハッキリ伝えました。
私が「対営業」にいい人になっても、まったく意味がないんです。私が見るべきは、現場のメンバーだから。
そして、ただ突っぱねるのではなく「全体最適」を考えます。このバランス感覚は、チームのキーマン(助さん格さん)たちにも「YES!を言うのは波風立たず簡単だけど、自分達が誰に対していい人でいるべきか、バランスを大事にしてね。時には言いたくないことも言わないといけないよ。」と伝えています。
絶妙な「手を差し伸べるポイント」(動物的感覚!?)
とはいえ、何でもかんでも断るわけではありません。
時には営業が「今回は自分たちがここまでやります!」と申し訳なさそうに言ってきた時に、「いやいや、それはうちでやるよ!」と、サッと手を差し伸べて助けることもあります。
3. 厳しさの裏にある「絶対的な安全基地」
「いい意味で怖がられる」私が、なぜチームから信頼してもらえているのか。それは大前提として、「いざという時は、絶対に私が部下を守る」という覚悟があるからです。
とにかく「誠実」に。誤魔化さないリーダーになる
部下の声にはしっかり耳を傾け、できることは即アクションを起こす。即座にできないことには今後のプランを伝え、そもそも会社のルール等で「できないこと」には、曖昧にせずしっかり理由を伝えます。
好かれようとして調子のいいことを言うのではなく、とにかく「誠実」でいること。
わがままチームを作ってはいけない
締めるところは締めないと、チームから緊張感がなくなり、いいチームにはなりません。
周りの部署から「あそこのチームは…」と煙たがられるような「わがままチーム」になってしまい、社内で取り残されることがあっては絶対にいけないのです。
他部署から「あのチームは誠実で頼りになる」と信頼されるチームを作ること。それが最終的には、メンバー全員のため(働きやすさ)になります。
まとめ:好かれるより、信頼されるリーダーへ
「好かれたい」という感情を手放し、ダメなものはダメとハッキリ言う。
最初は勇気がいるかもしれません。でも、誠実に部下と向き合い、耳の痛いこともハッキリ伝えてくれるリーダーの方が、最終的には深く信頼されますし、その厳しさに感謝されることすらあります。
・小手先の誤魔化しが利かない「誠実な壁」になる
・「誰に対していい人でいるべきか」の軸をブラさない
・いざという時は全力でメンバーを守る
「いい人」になろうとして苦しくなっているリーダーの方がいたら、思い切って「いい意味で怖がられる」距離感に踏み出してみてはどうでしょうか?今まで以上に強くて温かい、チームになるかもしれません。
そして、あなた自身も少し楽になるかもしれません。🌿
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