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「去年の目標、覚えてる?」を打破!管理職3年目でたどり着いた、チームが自走する「魔法の付箋」ワークショップ

こんにちは!当ブログ「りちゃブログ」にご訪問いただき、ありがとうございます。里茶(LISA)です。

4月、新しい期の始まりですね。
会社員にとってこの時期の恒例行事といえば「目標設定」ですが……皆さん、正直に胸に手を当ててみてください。

「去年の期初に立てた目標、今でもハッキリ覚えてますか?」

おそらく、多くの人が「えーっと……」と視線を泳がせるのではないでしょうか(笑)。
期中の面談の時ですら覚えていない。目標設定の価値自体が低く、「やらされ仕事」になっている。でも、この達成度が確実に自分のボーナスに影響する。これって、ものすごく矛盾していて勿体ないことですよね。

今日は、私が管理職になってからの丸2年間の失敗と泥臭いチーム育成のステップ、そして3年目に突入した今期に仕掛ける「チームが自走するためのワークショップ」の全貌を大公開します!

1. 衝撃の1年目。「頑張ります」からの脱却

私がリーダーになって初めてメンバーの「目標設定」を見た時、正直、あまりのレベルの低さに衝撃を受けました。

ゴール設定もなければ、プロセスも漠然としている。極論、「周りと協力して頑張ります」みたいなポエムのようなコメントしか書かれていなかったんです。

「これじゃあ、私も公平に評価なんてできない!」と強い危機感を覚えました。

と同時に、「あぁ、私がプレイヤー時代になぜ高く評価され、早く管理職に抜擢されたのか」が、またひとつハッキリと分かった瞬間でもありました(笑)。

まずは「テンプレ」で強制的にレールを敷く

いきなり「どんなチームにしたい?」と理想を語り合えるレベルではなかったので、1年目は私がガッツリとレールを敷きました。

「目標設定に使える参考項目」を15個ほどリストアップして提供し、「まずはここから選んでみてね!」という形に。さらに、具体的な書き方のテンプレートとサンプルまで用意しました。
実はこの時、私が「こういうチームにしたい」というビジョンを詰め込み、メンバーは「知らない間にチームミッションに紐付けられている」状態にしていました。まずは目標の書き方を覚えさせる、初級編の1年目です。

2. 目標の「重み」が変わった、2年目のプロジェクト化

そして2年目。少しレベルアップして、「みんなはどういうチームにしたい?」と意見を聞くところからスタートしました。

出た意見をもとに、私の方でチームの「プロジェクト」をいくつか作成。メンバーには、その中から自分が興味のあるプロジェクトを選んで参加してもらい、そのプロジェクトのゴールを個人の目標に設定しました。

すると、どうでしょう。
「自分たちの『こうありたい』が反映されている」「自分もチームミッションに関わっている」という自覚が生まれ、「この目標を達成したい!」という本気度が格段にアップしたんです。目標に対する「重み」が全く変わった、嬉しい瞬間でした。

3. 3年目の挑戦!「魔法の付箋」ワークショップ

1年目は私がレールを引き、2年目は参加型プロジェクトで当事者意識を育む。
そしていよいよ3年目の今期は、「自分たちでゼロからレールを引く(自分たちの機嫌を自分たちで取る)」ことにチャレンジしてもらうワークショップを企画しました!

上司の顔色を伺うのではなく、自分たちの意志でチームの未来を創る。そのための最強のツールが「3色の魔法の付箋」です。

個人の「わがまま」を、チームの「大義名分」に変える

ワークショップの意義

ワークショップの概要(全体フロー)

このワークショップでは、以下の3つの色の付箋を使って思考を整理していきます。

🟦 青い付箋(理想・願い・動機)
🟥 ピンクの付箋(具体的なアクション)
🟨 黄色の付箋(理由・チームへのメリット)

例えば、メンバーの中に「有休が10日取りたい」という青い付箋(願い)があったとします。これだけだと、ただの個人のわがままに聞こえるかもしれません。
でも、ここからがチームの力の見せ所です。

「じゃあ、それを実現するためにどうする?(ピンク)」
「マニュアルを作成し、運用を整備しよう!」

「そのアクションで、チームはどう良くなる?(黄色)」
「『属人化しないチーム』を作り、誰がいつ休んでも仕事が止まらない環境にするため!」

個人の「休みたい」という内発的動機が、見事にチームを強くする「大義名分」に変換されました!
これが、「自分たちの仕事を自分たちで良くする」という真の主体性です。

ワークショップの付箋の書き方解説

4. 「え、こんなの…」が大正解!安心の3ルール

もちろん、いきなり「さあ、付箋に書いて!」と言っても、意見が出づらい空気では意味がありません。だからこそ、ワークショップの冒頭で「3つの安心ルール」を宣言します。

① まずは「1枚」書ければ大成功!
3色すべて揃えようとしなくてOK。「青だけ」「ピンクだけ」の思いつきをポンと出す。

② 足りない色は「チームの力」で探す!
「こうしたい(青)」はあるけど方法(ピンク)が浮かばない……そんな時は周りが掘り起こす!

③ 「え、こんなの…」が実は大正解!
この場に正解はありません。ちっちゃなこと、まとまっていなくても素直な気持ちを書く。

ハードルを一番下まで下げることで、メンバー全員が肩の力を抜いて、気楽にワイワイ語り合える心理的安全性を担保しています。

ワークショップの安心ルール

まとめ:目標設定は、自分たちの未来への「投資」

「目標設定のミーティングなんて、めんどくさい」
そう感じるメンバーもいるかもしれません。

でも、この時間は上司のためではなく、メンバー一人ひとりの「将来への投資」です。
上司が代わっても、皆さんが安定して活躍し、自分たちの仕事に誇りを持てるようにするための時間。リーダーの仕事は、上から目標を押し付けることではなく、みんなの「やりたい!」を繋ぎ合わせて、ワクワクする道を一緒に作ることだと思っています。

さあ、3年目の動物園チームはどんなレールを引いてくれるのか?
上司に左右されない「強いチーム」を目指して、今期も全力で楽しんでいきます🌿

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里茶(Lisa)

短大卒、大手食品卸 新卒入社から20年目! 一般職(9年) ⇒ 総合職(8年) ⇒ 管理職(2年) 18歳からのパートナーと20年の付き合い(事実婚)、30代後半から積み立てNISAや仮想通貨で資産運用を開始、自分を整える習慣(ジム・旅行)など、自分軸でHAPPYに過ごす。40代のリアルを書いていきます。 新人管理職や悩める女性に寄り添い、一緒に成長していきたいです。 そっと背中を押す様な存在を目指しています。

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